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肝細胞増殖因子（ＨＧＦ）という体内物質が血管の老化を抑えることを、大阪大の真田文博研究生や森下竜一教授（臨床遺伝子治療学）らがマウス実験で明らかにした。糖尿病や高血圧になると血管が老化し、脳卒中や動脈瘤（りゅう）が起きやすくなる。ＨＧＦによって血管老化を抑えて病気を予防するという期待がかかりそうだ。２８日に福岡市で始まる日本循環器学会で発表する。2008年03月24日22時32分>> 過去記事一覧また、２３日に駅周辺で８人を殺傷した直後の逮捕時に持っていた携帯電話は、凶器とされるサバイバルナイフや文化包丁を購入した時期と前後して、２月に入ってから購入していたことも新たに判明。これを使って、自宅に残していた別の携帯電話にメールを１件送っていたが、内容は自分が神だという趣旨で長文だった。捜査本部は、同容疑者が何らかの形でメールが読まれることを意図して、事件の前に携帯電話を買っていたとみている。俳優の小栗旬（２５）が２０日、うま味調味料「味の素」の新ＣＭに出演することになり都内で会見した。「料理ができる女性？　ウチの母の味に似せた料理を作ってくれたらグッと来るかも」。ＣＭは２５日からオンエア。ジュネーブ市上空に２０機を超える熱気球が一斉に舞い上がった。３月末、ジュネーブで開かれた「モンゴルフィアード」は世界で唯一、市街地で行われる熱気球大会だ。　３回目となる今年の大会には欧州８カ国から３０人以上のパイロットが集結。市内数カ所の公園や広場から飛び立った。名を連ねたのは世界大会の準優勝者、オリビエ・ルドゥヴィラさん（フランス）を筆頭に各国チャンピオンや記録保持者たち。主催者であるジュネーブ観光協会が経験豊かなパイロットだけに参加を許可したからだ。　それもそのはず、ジュネーブの街の真ん中にはレマン湖がぽっかりと口を開けている。三方をフランスとの国境に囲まれ、市心から３キロメートルほどには国際空港もある。時として特殊な気流も起きる。決して初心者にはこなしきれない環境だ。　１９８２年にジュネーブ上空を初飛行し、今大会にも参加した地元出身のローラン・エシャケさんは「湖を越えて飛ぶことができるなんて最高。今までアクシデントが一度もないというのは例外的だ」と話す。着陸する時は農耕地などを避け、被害が出ないように注意を払うことが義務づけられている。同乗希望者およそ百人もゆったり空の旅を楽しんだ。　フランス語で熱気球は「モンゴルフィエール」。熱気球の発明者モンゴルフィエ兄弟にちなんだ名前だ。兄弟の叔母の子孫にあたるピエール・フラションさん（フランス）は「熱気球は機材の改良によって操縦が容易になるにつれて人気が高まってきた」と話す。パイロットにとって「同じところから飛び立っても毎回同じ飛行にはならない」のが熱気球の魅力のようである。（ジュネーブ＝市村孝二巳）